弥生

三月  弥生(やよい)
桜月(さくらつき、桜の咲く月) 夢見月(ゆめみづき)
弥生は「いやおい(弥生)」=生命が生える時期の変化した言葉とされています。

暦 月の異名

旧暦の三月を「弥生(やよい)」といい、
「花見月」桜月」とも。
草木が生い茂る月の意を持つ 木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ月」から転じて 「やよひ(弥生)」となったとされる。

白洲信哉「白洲家としきたり 」(小学館101ビジュアル新書)(2010/12/1刊)より

Wikipediaの3月の項目

「3月は植物の季語が多い。」

確かに、芽がでたり、種をまいたり・・。「山笑う」が好きです。

此花踊、桃の節句、水草生ふ、ものの芽、草の芽、牡丹の芽、芍薬の芽、桔梗の芽、菖蒲の芽、蘆の角、菰の芽、耕、田打、畑打、種物、苗床、花種蒔く、鶏頭蒔く、夕顔蒔く、糸瓜蒔く(へちままく)、胡瓜蒔く、南瓜蒔く、茄子蒔く、牛蒡蒔く(ごぼうまく)、麻蒔く、芋植う、菊根分、菊の苗、萩根分、菖蒲根分、木の芽、芽柳、接骨木の芽(にはどこのめ)、楓の芽、桑の芽、薔薇の芽、蔦の芽、山椒の芽、田楽、木の芽和、青饅(あおぬた)、枸杞(くこ)、五加木(うこぎ)、菜飯、椿、茎立、独活(うど)、松葉独活、慈姑(くわい)、胡葱(あさつき)、野蒜、韮蒜(ニンニク)、接木、取木、挿木、苗木植う、桑植う摘草、嫁菜摘む、蓬、母子草、土筆、蕨、薇、芹、三葉芹、防風、小水葱摘む、菫、蒲公英(たんぽぽ)、紫雲英、苜蓿(うまごやし)、酸葉、虎杖、茅花、春蘭、黄水仙、磯開き、ミモザの花、彼岸桜


西行忌、、利休忌、其角忌


三月、如月、二日灸、雛市、雛、白酒、菱餅、曲水、鶏合、闘牛、春の雪、初雷、春雷、啓蟄、蛇穴を出づ、東風、春めく、伊勢参、春の山、山笑ふ、水温む、春の水、蜷 田螺、田螺和、蜆、烏貝、大試験、春田、春の川、諸子、柳鮠、子持鯊、若鮎、上り簗、春日祭、御水取 、御松明、涅槃、涅槃西風、雪の果、鳥帰る、引鶴、引鴨、帰る雁、雁風呂、彼岸、彼岸詣、開帳、大石忌、貝寄風、暖か、目貼剥ぐ、北窓開く、炉塞、炬燵塞(こたつふさぎ)、春炬燵、捨頭巾、胴着脱ぐ、雉、駒鳥、鷽(うそ)、雲雀、燕、春雨、春泥、目刺、白子干、干鱈、鰆、鯡、鱒、飯蛸、、流氷、木流し、初筏、厩出し、垣繕う、屋根替、大掃除、卒業、春の野、霞、陽炎、踏青、野遊

雛飾り@玄関

雛の節句の起こり

古代には草・わら・水・紙などで人形(ひとがた)を作って飾り、三月三日の節日に川に流すか、辻に送る風習があった。


厄払いのまじないが始まりで、人形で身体をなで、汚(けが)れや災いを人形に移して捨てたのである。
その根には人柱(ひとばしら)のいけにえという農業儀礼があり、火や水の祭りともかかわりがあった。
室町時代からこの人形を捨てることをやめ、玩具のひなも発展し、家に飾るようになって雛祭りが始まったという。
雛の節句といえば、今日では三日に定まっているが、中国では三月の上(かみ)の巳(み)の日を用いることから、「上巳(じょうし)の節句」ともいう。我が国では中世に至って三日に固定するようになった。
節句とは、節日に供える食べ物の意で、せちくのなまりである。
菱餅は江戸時代から備えるようになったが、平安時代には草もち、室町時代には白酒桃の花を供えた。

「起源のナゾ」樋口清之監修(光文書院)より


白洲信哉「白洲家としきたり 」(小学館101ビジュアル新書)(2010/12/1刊)より
  三月 弥生(雛祭り/春の彼岸/コラム 春の食)

雛祭りは長い冬に別れを告げ、春を迎える区切りの風習。
「人日」(じんじつ=一月七日)の次にやってくる五節句の一つ。
「節句」は本来「節供」と書いて、季節の変わり目にカミサマにお供えした食べ物のことである。
奇数が重なる日を忌み日とした「重日思想」により、上巳(じょうし=月の最初の巳の日)を忌み日と定め、青い草を踏み、酒を酌み交わして川に入り穢れを清めた。
踏青(とうせい)」という儀式と、流し雛の風習が習合し広まったという。


墓参する風習の起源とは?・・・理屈でない太陽信仰・・季節と太陽の運行

 白洲次郎・正子の墓は心月院(しんげついん):兵庫県三田市西山にあるようだ

花の文化

栗田勇さんの「花を旅する」・・日本の花の文化考
桃は続編の「花のある暮らし」の3月の章に。

布遊び

桃とチューリップ

物欲ノートの勧め@楽天市場

合わせるのはチューリップが多いですよね. 色もピンクで。

■更新日■2011-02-05

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