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2016年12月13日 今年の意

巣林一枝

教うるは学ぶの半ばなりというが、
教えるのは、学ぶ意欲になる。
(出典は『書経』説命) We learn by teaching

四字熟語

漢検一級配当四字熟語をまず、頻出200ノート作成した。ついで『漢検三略」から800抜書の予定だが、だいぶかかりそう。

「偃鼠(えんそ=もぐら)河に飲むも満腹に過ぎず」(飲河満腹)というのだが(「荘子」逍遥遊)
その語の前に「鷦鷯(しょうりょう=みそさざい深林に巣くうも一枝に過ぎず」という語句があり、成語になると、巣林一枝・・
昔は、分相応にあれなどと言われると、どうかと思ったが、今は、その相応の中の、配分・あり方を考えたりするわけだ。
「限った方が中が広がる」のだという逆説を聞いたのも、ちょっと昔になっている。どうなんだろう。

益者三楽(えきしゃさんごう)

益者三楽(えきしゃさんごうとは
ちなみにここでの読みは、さんらく→さんごうが正解。「楽」は漢音で「ごう」と読む。単に楽しみ・喜びという意味でなく、「好み望むもの」という意味であるらしい。([漢語林]での、「君子の三楽(さんらく)」との使い分けの説明、
大辞林 第三版の解説
この訓の熟語としては「楽思」とかいて「ごうし」(恋い慕う)

1.礼儀や音楽を節度た正しく行うこと(礼楽をほどよくわきまえること)
2.他人の善言や善行をみんなに話すこと(人の善をほめること)
3.賢友を多く持つこと(賢友の多いこと)
([論語]季氏)by『成語林』(カッコ内は[漢語林])

損者三楽(そんしゃさんごう)

損者三楽(そんしゃさんごう)とは
1.贅沢を好んで節度を忘れること(驕楽)
2.遊惰を好んで善行から遠ざかること(佚遊)
3.酒色にふけって小人と交わること(宴楽)
([論語]季氏)原文はそんなに詳しく言ってませんよね。単に宴の楽しみというのに、、実に多言の解釈・・・笑

損者三友、損者三友

益者三友とは
1.正直な人
2.誠実な人
3.見聞の広い人
([論語]季氏「直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。便辟(べんへき)を友とし、善柔を友とし、便佞(べんねい)を友とするは、損なり」)

ついでなので、「君子の三楽(さんらく)」だが・・
1.父母が健在で兄弟に事故がないこと
2.やましい所がな天にも恥じることがないこと
3.天下の英才を教育すること
[孟子、尽心上]

[三楽]: この世に生まれた3つの喜び
人と生まれ、 男性に生まれ、 長生きすること
[列子、天橋]

私の三楽だが、 知るを楽しむ、映画を観る、川沿いを歩く・・・かな?

  

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