梅見月
二月 「きさらぎ」 (如月、衣更着)
草木が生えてくる月で「生更ぎ」という説
:広辞苑、「着更着」で、寒いので着物を更に着る説
:巷説。どちらの説を採用します?
二月の別名
「麗月」
「初花月」
「雪消月」などですが、気分は「梅見月」が一番。
(暦 月の異名) |
残りたる雪に交じれる梅の花
早くなちりそ 雪は消ぬとも
大友旅人
白梅と黄スイセン
「凛として」と形容される花
蝋梅と紅冬至梅
「馥郁たる」と形容される花
節分とは
春夏秋冬が立つ日を節分といったが、特に正月の春の立つ日の前日だけが残り、
立春を年の新たまる日と考えて、「年取り」とか「年越し」とも言った。
節分会
門戸に
ヒイラギの枝にイワシの頭を刺したものを立てて悪鬼除けとするまじないが、平安時代初期から行われた。
厄払いの習俗であるが、原始時代の農耕儀礼を合わさったものという。
「福は内、鬼は外」と唱えながら豆をまくことは室町時代ごろに始まった。
「起源のナゾ」樋口清之監修(光文書院)より
「年」と「歳」
某文献(安倍 基雄さんの『
漢字随筆
』)によると「とし」と読む漢字は2つありますが、
「年」は元旦から始まり、
「歳」は
節分から始まるという話。
そして、「年」という字は古くは、禾の下に人と書き
イネで作った被り物をかぶっている男のことだそう。(by白川静)
そして、季節の「季」の字の方は、同じくそれをかぶっている一番下の子供。
委任の「委」の字の方は、同じくそれをかぶっている女。これらの連中(笑)は、実りを祝って踊りを踊っているのだそうよ。
イネの実りは一年に一回しかないから、「年」はとしというの意味になり、女は姿勢を低くして踊っているから、ゆだねるという意味になったとかいう・・
2月3日は切らない太巻き(恵方巻というそうだ)を、まるまる1本ずつ食べます。
PLAN*二月というと、バレンタインデー♪ですが、そのほかに某氏の誕生日が二月なので、山の温泉に旅します。2009年は和歌山の龍神温泉、2010年は吉野山。
今度は梅の花桃の花@楽天市場
■更新日■2011-01-05、 2010-02-01